市民オペラ「トロヴァトーレ」公演/迫力のアリア響く
update 2004/11/5 09:52
函館市民オペラの会の第14回公演「トロヴァトーレ―吟遊詩人―」は4日夜、市芸術ホールで開かれ、大勢の市民が舞台上で繰り広げられる歌劇を楽しんだ。
市民文化祭の舞台芸術部門として開催。「トロヴァトーレ」はヴェルディの3大オペラの一つで、15世紀初頭のスペインでの物語。宮廷の女官、レオノーラをめぐり、主人公の吟遊詩人、マンリーコとルーナ伯爵が恋敵として闘争。マンリーコの育ての親、アズチェーナは宮廷への復しゅう心を燃やす。愛情や憎しみ、ねたみ、親子愛など登場人物の感情が複雑に絡み、劇的な結末に向けて物語はスリリングに進行。
舞台上では、重厚な音色のオーケストラに、出演者の迫力あるアリアが響きわたり、観客はじっくりと鑑賞していた。
5日も午後6時半から同ホールで上演される。
提供 - 函館新聞社
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