千葉さん竹田さんの功績たたえ文化賞受賞贈呈式
update 2004/11/4 10:09
函館市の文化発展に寄与した個人や団体の功績をたたえる「函館市文化賞」の本年度贈呈式が3日、市民会館小ホールで行われ、書家の千葉喜彦(号・軒岳)さん(66)=東山2=と眼鏡店経営、竹田又平さん(89)=日吉町2=に井上博司市長から表彰状と記念のブロンズ像が贈られた。
井上市長は「函館市の芸術文化の振興発展にご尽力を賜りますよう今後ともお願いします」と式辞。受賞者を代表し、千葉さんが「これからも仲間とともに文化発展の一翼を担っていけるよう努めていきたい」と謝辞を述べた。
千葉さんは教職に就きながら書道の普及、発展に尽力。漢字書、近代詩文書で数々の作品を発表。77年の北海道書道展大賞、79年の創玄書道展大賞、日展での5度の入選を果たしたほか、函館書藝社理事長、北海道創玄代表などを歴任した。
竹田さんはカメラやメガネ販売の営業に携わる一方、函館や道南一帯のアマチュアカメラマンの育成に努めてきた。82年には北海道写真資料保存会を設立し、会長を務めながら貴重な写真の収集を続けてきた。
提供 - 函館新聞社
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