特別職退職金割り増し問題で市民オンブズマンが申し入れ

update 2004/11/3 13:20

 函館市との合併で失職する渡島東部4町村の首長らに退職金が割り増し支給される問題で、道南市民オンブズマン(大河内憲司代表)は2日、道市町村職員退職手当組合(事務局・札幌)と、該当する特別職13人に対し、規約の見直しと、割り増し分の受け取り辞退を求める申し入れ書を送った。

 同組合に対しては、特別職が任期中に失職した場合、(1)退職金を1・5倍で支給する(2)通常は対象外の在職6カ月未満の特別職も同様に扱う―とする規約について、市町村合併時に適用しないよう改正を求めている。

 また、特別職については、(1)割り増し分は自主的に辞退する(2)同組合へ規約改正を働きかける―ことなどを提案している。

 市役所で記者会見した大河内代表は「道内初の合併は他の先例となる。合併が実施される前に、市民の声を届けることが重要と判断」などと話した。

 同組合事務局は「書面が届いていないのでコメントできない。ただ、この問題については現在、協議中で、今月中に何らかの方向性を打ち出す考え」と話している。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです