遺愛学院が創基130周年記念式典
update 2004/11/3 13:20
遺愛学院(伊藤千秋理事長)の創基130周年記念式典が、2日午前10時から遺愛女子中学・高校体育館で開かれた。在校生や同窓生、来賓ら約1200人が出席し、創始者の情熱や苦労に思いをはせながら歴史を振り返り、130周年の節目を祝った。
出席者全員で賛美歌を歌い、聖書朗読、祈とうの後、聖歌隊が合唱を披露。伊藤理事長が「創基とは本学院の原点であり出発点。認識を新たに前進したい」とあいさつ。野田義成校長が「130年の長きにわたり受け継がれてきた信仰・犠牲・奉仕という遺愛の心の一層の発揚を図るとともに、社会の発展に寄与する有為な人材の育成に努めてまいりたい」と式辞を述べた。
創基功労者であるF・B・ハリスが作詞した賛美歌343番を歌い上げ、松本秀雄PTA会長、千葉恵美子同窓会長が祝辞。生徒を代表して、斎藤春佳さん(高校2年)が「私たち在校生は伝統ある遺愛を誇りに思い、自らの道を切り開いていくことを誓います」と宣言。ハンドベル演奏、校歌斉唱、祝とうなどが繰り広げられた。
同学院は、宣教師兼米国領事として来函したM・C・ハリスの妻が1874(明治7)年に開設したデイスクール(日日学校)が始まり。82年にカロライン・ライト・メモリアル・スクールとして開校し、85年に遺愛女学校へと改称。1947年から現在の校名になっている。
提供 - 函館新聞社
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