森・砂原合併協定に調印、来年4月に新「森町」誕生

update 2004/10/31 18:44

 【森】森、砂原両町は30日、森町公民館で合併協定調印式を開き、来年4月1日に新設合併による新「森町」を設置する合併協定書に調印した。今年4月に調印した函館市と渡島東部4町村に続く「平成の大合併」道内第2号で、対等合併の形では今回が初。両町議会、道議会の議決などを経て、来年1月の総務相告示で正式決定する。


 調印式には合併協議会会長の湊美喜夫森町長、同副会長の梶谷惠造砂原町長を含む同協議会委員ら40人が出席。山本邦彦道副知事ら立会人が見守る中、両町長は27項目からなる協定書に署名、押印した。

 湊町長は「両町の歴史と文化を尊重しながら、新しい町作りを推進していきたい」。梶谷町長は「互いの個性を大切に、はつらつとしたさわやかな町づくりを目指したい」とあいさつした。山本副知事は「噴火湾の海の恵み、駒ケ岳の大地の恵みを育みながら、豊かで活力ある地域形成に期待したい」と祝辞を述べた。

 調印式に先立って第12回合併協議会が開かれ、来年5月から2007年3月末まで、合併後の砂原支所に常勤の参与として臨時の特別職を置くことを決めた。給与は新町の助役待遇で月額68万4000円。

 新町の人口は1万9733人(9月末現在)。新町の庁舎は現森町庁舎で、砂原町庁舎は支所となる。新町長選挙は合併後50日以内に行われる。

 両町は当初、北渡島任意合併協議会に参加していたが、昨年12月にそろって離脱。今年1月に合併協議会を設置し協議を進めてきた。(小川俊之)

提供 - 函館新聞社



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