来月1日から市立函病・保健所、非感染性廃棄物にラベル付け開始へ

update 2004/10/30 11:19

 函館市は11月1日から、市立函館病院と市立函館保健所から排出される非感染性廃棄物に、施設名と「非感染性廃棄物」の文字を明記した専用ラベルを張り付ける。ことし3月に環境省が示した「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」に沿った措置。市内の医療関連施設で専用ラベルの使用を始めるのは、両施設が初めて。

 医療機関などから出されるごみは感染性廃棄物と非感染性廃棄物、その他に大別される。血液や注射針など、感染性廃棄物は許可業者の取り扱いで、事務用品などその他のごみは一般廃棄物や産業廃棄物として、それぞれ処理される。

 点滴用の薬剤パックや医療用品の梱包資材など、非感染性廃棄物は一般廃棄物や産業廃棄物として処理されている。ただ、感染性廃棄物の混入による事故など、さまざまな問題が生じている。

 これらを受け、同マニュアルは分別を明確化。医療関連施設に対し、分別の徹底などを求めるため、努力目標として非感染性廃棄物へのラベルの張り付けを求めている。

 市は市町村合併に合わせ、恵山町立国保病院と南茅部町国保病院でも、12月1日からラベルの張り付けを始める予定。また、医師会に対しても実施を働きかけていく方針。

 市環境部は「各施設がこれまで以上に分別への責任を自覚する。また、事故があった際には追跡調査の材料にもなる」としている。

提供 - 函館新聞社



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