松前・福島合併協/両町意見合わず分裂含み
update 2004/10/26 10:08
をたどっている。両町間で意見の一致がみられず、11月中旬の次回会合までに方針がまとまらない場合、協議の決裂も危ぶまれる。
松前町側は定数22人、選挙区は不要と主張。一方の福島町側は定数20人で選挙区を設け、現・松前、福島地区で半数ずつ分け合う案を既にそれぞれ提示している。
議員の任期については合併後、在任特例を適用せず、失職とすることで合意。定数と選挙区は9月の第7回会合から話し合いを続けているが、決着をみていない。
25日に松前町で開かれた第9回会合では、議員定数の部分の議案は白紙のまま配布し、委員の意見を聴取した。
松前町からは「地区ごとに分けず、新しい町全体で選挙をするべき。選挙区はのめない」、福島町からは「町の規模や人口から考え(松前に)吸収されてしまうという町民の不安はぬぐえない」などと対立した。
今後、両町長と議長、事務局で話し合い、調整案を次回会合までにまとめたい考え。村田駿会長は会合の席上、「12月初旬までに一定の方向性を出したい」としており、議論はヤマ場を迎えている。
提供 - 函館新聞社
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