「はこだて観光情報学研究会」アンケート中間報告
update 2004/10/23 17:09
函館圏の観光活動を分析・研究する民間組織「はこだて観光情報学研究会」(松原仁代表)は22日、湯の川プリンスホテル渚亭で第5回定例会議を開き、このほど観光客らを対象に実施したアンケートの中間報告を行った。9月に開催した定例会議と同様、「交通面」でのクレームが多いことがあらためて浮き彫りになった。
会合には約20人が出席した。アンケートは函館朝市、函館山ロープウェイなど観光名所5地点で実施。観光客179人から(1)年齢・性別(2)今回の旅行形態(3)函館・道南観光は何回目か(4)函館・道南地区の旅行の感想―の4項目で収集した。
アンケートでは「車の運転マナーが悪い」「バス、乗り物の案内がもう少しあったほうが良い」など交通マナーや道路標識への不満が目立つ結果に。出席者たちは増加するレンタカーの対応策も含め、駐車場や道路事情について意見を交わした。一方、「食」については値段や接客面で賛否が分かれ、改善策を検討した。
同会は、はこだて未来大の教員や旅行代理店などから13人が発起人となり、今年1月に設立。IT(情報技術)などを駆使し観光客の動向調査を行っている。観光施設などの改善点をまとめ、行政機関向けに提言集を作成する方針で、今後は分科会も設け検討を進める。
提供 - 函館新聞社
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