天津からチャーター便運航決定
update 2004/10/21 10:11
【天津=喜多真哉】中国・天津市人民政府は20日、函館への直行チャーター便を運航することを決めた。天津を訪れている「函館―天津間定期空路開設公式訪問団」(団長・西尾正範函館市助役、団員24人)に同日伝えた。天津側からは初めてのチャーター便で、函館、天津双方からのチャーター便運航が実現する見通しとなった。
具体的な日程は決まっておらず、両市の事務レベル協議で、詳細を固める予定。天津側が行政や経済界で公式訪問団を組織し、2、3便運航する予定。
西尾団長が「定期便開設は難しいかもしれないが、9月に天津での訪日団体ビザの発給が解禁になった今、チャーター便は飛ばせるのでは」と、関係機関に強く要請。現実的な交渉が実を結んだ。今後は、チャーター便の往来を増やし、“事実上の定期路線”とし、実績を重ねていくとみられる。
一行は16日から、北京、天津を回り、関係機関に定期便開設などの要望活動を展開。函館市議会として天津市に樹木100本を贈ることを申し出るなどし、交流を深めた。21日の直行便で、帰国する。
提供 - 函館新聞社
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