亀田福祉センターにエレベーターを新設
update 2004/10/19 10:35
2001年度に始まった函館市亀田福祉センター(同市美原1)の内部改修は、11月から取り掛かる本年度の工事で完了する。約4カ月間休館して、エレベーターの設置や調理室の改修などを行い、「内装は白をベースにし、明るくきれいになる」(市教委)予定。来年2月下旬ごろに完成し、利用が再開される見通し。
市教委によると、同センターは鉄筋コンクリート3階建て、延べ面積約2323平方メートルで、1971(昭和46)年に開館した。築30年以上たち、内部の老朽化が目立ってきたことから、順次内部を改修してきた。
01年度は1階講堂や内装の改装、02年度は2階ホールや廊下の改装、1階和室の冷房や障害者用トイレなどを設置。03年度は2階第2会議室、第1、2研修室、3階廊下などを改装した。
本年度はエレベーター1基を新設し、図書室や調理室も改修する。エレベーターは現在、1階にある図書室の一角に設置する。11人乗りで、車いすが方向転換できる広さ。市教委は「車いすの方も2階や3階に移動しやすくなる」と、活用に期待している。これに伴い図書室は、一部移動して増床する。今後、同センターの名称変更や備品交換も検討していく。
工費は、01年度から03年までの改修費5330万円と、本年度の改修予算5800万円を合わせて、計1億1130万円になる見込み。
改修に伴い、11月8日から来年2月25日ごろまで休館する。会議室などの利用予約は、引き続き同センター事務室で受け付ける。
提供 - 函館新聞社
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