チャーター便運航に天津側が前向き姿勢
update 2004/10/19 10:34
【北京=喜多真哉】訪中している函館―天津間定期航空路開設公式訪問団(団長・西尾正範函館市助役、団員24人)は18日、中国国際航空や日本の国交省東京航空局に当たる中国民用航空総局を訪れ、路線開設を要望した。両者とも明確な回答を避けたが、天津側からのチャーター便運航には、前向きな姿勢を示した。
訪問団は同社の谷東風副社長や、同局の王栄華次長と、それぞれ会談。西尾団長は「天津は9月から、訪日団体ビザの発給対象地域に指定され、函館へのツアーが組みやすくなった」と、法的な障害が緩和されたことを強調。チャーター便にも触れ「天津からお客さんが乗れば、空便がない分、運賃が下がり、往来頻度も増す」と協力を求めた。
これに対して、谷副社長は理解を示し「具体的な話を東京支社と詰めてほしい」と答えた。王次長も「定期路線開設の基礎となる」とし、「(関係機関への)働き掛けを続けてほしい」と語った。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。