03年分政治資金収支報告書・収入増の団体目立つ

update 2004/10/19 10:34

 道選挙管理委員会は19日付の道広報で、道内政治団体の2003年分の政治資金収支報告書を公表した。渡島、檜山管内の政治団体の収入(前年繰り越し分を除く)は、統一地方選があったため、道議や市長の関係団体の増加が目立った。

 政党別では、共産党函館地区委員会の5884万円(前年比338万円減)が最も多く、同党渡島檜山地区委員会が5598万円(同299万円減)で続く。

 次いで、自民党道8区支部の2914万円(同83万円増)、同党道渡島支庁第1支部の2330万円、公明党函館総支部の2105万円(同1742万円増)。

 民主党道8区総支部(道南総支部)は1641万円(同440万円減)、社民党道南支部連合は115万円(90万円増)だった。

 政治団体などの収入では、昨年4月の道議選で渡島支庁区から出馬した野呂善市道議(自民)の連合後援会が2382万円(同125万円増)でトップ。昨年11月の衆院選に道8区から無所属で立候補した前田一男氏(現・松前町長)の資金管理団体「前田一男と歩む会」が2321万円で続いた。

 衆院比例道ブロックから道8区にくら替え出馬した金田誠一衆院議員(民主)の資金管理団体「誠心政経フォーラム」は1307万円(同5万円増)。道8区から国替えし、道4区から出馬した鉢呂吉雄衆院議員(同)は、連合後援会が1820万円(同138万円減)だった。

 井上博司函館市長の関係では、昨年103円だった資金管理団体「はこだて未来研究会」が1025万円、3万円だった後援会「21世紀の函館を創(つく)る会」は334万円と大幅に増加。昨年4月の市長選に向けた集金活動の結果とみられる。

提供 - 函館新聞社



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