七五三お宮参り続々と
update 2004/10/18 10:18
函館市内の神社では17日、子どもの健やかな成長を祈る「七五三」のお参りを済ませる家族連れが続々と訪れた。谷地頭町の函館八幡宮(中島敏幸宮司)には晴れ着の子どもたちが父母らに手を引かれ、神妙な面もちで健康祈願のおはらいを受けていた。
函館海洋気象台によると、この日の函館市内の最低気温は3・2度で今秋最低となり、初霜と初氷を観測。初霜は昨年より10日早く、初氷は昨年より23日早い観測となった。日中は穏やかな天候に恵まれ、同宮ではお参りに来る親子連れが多く見られた。同宮によると「風が強いと衣装が乱れるためお参りを控える人は多いが、気温は大きな影響はない」という。
七五三は3歳の男女、5歳の男子、7歳の女子が、11月15日にお参りする。冬の訪れの早い本道では、一般的に本州よりひと月早く宮参りを済ませる。同市中島町の松浦績さん(34)の長女、唯ちゃん(6)は二女、莉子ちゃん(2)とともに訪れ、唯ちゃんは、晴れ着に喜びはしゃぐ莉子ちゃんの手を取り、おはらいを受けていた。績さんは「姉妹が喜ぶ姿を見るとうれしい。これからも元気でいてほしい」と成長を祈っていた。
同宮では、1960年代は10月だけで1500人の子どもがおはらいを受けていたが、最近は9月から11月までで500人に減ったという。ことしのピークは今週末で、約100人の参拝者が訪れる見込み。
提供 - 函館新聞社
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