日銀函館支店長宅を売却へ
update 2004/10/18 10:18
日本銀行函館支店(山沢光太郎支店長)は、支店長公宅(函館市船見町9)を、一般競争入札で売却する。1999年に決定した日銀の保有資産見直しで、大阪を除き全国の支店長公宅を処分しており、函館もその一環。時期は未定だが、山沢支店長は9月に市内のマンションに転居しており、入札時期が決まり次第、公表する。
同支店によると、公宅は1893(明治26)年の支店開設当時にも、市内にあったとみられ、1935(昭和10)年に現在の場所に移転した。広さは1138平方メートルあり、終戦後の46(同21)年から52(同26)年には連合国軍に接収された過去も。今の建物は、鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は211平方メートルという。
日銀は、建物が古い物件から、売却を進めており、函館は27番目となった。道内3支店の中で公宅に住むのは釧路だけだという。函館支店は「かつては財界との交流の場に使われていたが、時代が変わり、公宅の必要が薄れた」と話している。
提供 - 函館新聞社
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