みのやの木村万里子さんワインアドバイザーに
update 2004/10/15 10:57
函館市内の地酒・ワイン店「みのや」(昭和1、藤澤稔代表社員)の従業員、木村万里子さん(31)がこのほど、日本ソムリエ協会認定のワインアドバイザー資格試験に合格した。同店から2人目の同資格取得者となった木村さんは「うれしい。勉強したことを生かしてお客さまやワイン愛好者に良きアドバイスを伝えていければ」と話している。
同資格試験を受験するには、酒類販売や輸入・流通、調理、専門学校の教育に携わり同協会に2年以上入会しているか、または、同種業界で3年以上のキャリアを持っていることが条件。ワインの専門的な知識や品質鑑定の能力が求められ、難度の高い資格試験とされている。資格を持つと専門知識を生かした仕事ができるほか、周囲の信頼も得やすくなる。
木村さんは1998年から同店に勤務。1年ほど前から「仕事の幅を広げるため資格を取りたい」と思い始め、同店のワインアドバイザー、藤澤節子さんの勧めもあり受験を決意した。「ワインの銘柄や産地など覚えることがたくさんあり大変だった。ノートに書き込みながら覚えました」と試験勉強を振り返る。
難関を突破した木村さんは「ワインは難しいと思われがちですが、ワインの選び方や楽しみ方などを伝えていければ」と目を輝かせる。藤澤さんも「資格を持つことで自信を持って接客できます。積極的に仕事に生かして」と期待する。
同店では23日から31日まで、木村さんが企画したボルドーフェアを実施。お勧めのワインが店頭に並ぶ予定だ。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。