石油コンビナート合同立ち入り検査
update 2004/10/15 10:56
【上磯】石油ガスや灯油などを貯蔵・処理する岩谷産業函館営業所(上磯町七重浜7、香内博所長)で14日、道災害対策室など関係7機関による「石油コンビナート等特別防災区域合同立ち入り検査」が行われた。
1979年に北海道石油コンビナート等防災本部が決定した同検査要綱に基づき実施。石油類を扱う事業所の災害の未然防止が目的。
同営業所での検査は3年ぶりで、(1)全機関による全体検査(2)各機関ごとの個別検査(3)総括―の順で進められた。
7機関の職員は、同営業所内部の月例点検の記録書類などを入念にチェックした後、実地調査として施設内の点検に当たった。液化石油ガス(LPガス)の20トンタンク3基に異常が発生した際、作動する散水装置のほか、496キロリットル「灯油タンク2基の保守管理など、計17項目にわたり機具類に不備がないかを確認。総括では、災害予防規定の書類の一部修正を命じ、防災面での充実を指導した。
各機関は2週間以内に、詳細をまとめた検査実施報告書を作成し、同防災本部に報告する。15日には、出光興産函館油槽所での検査を予定している。
提供 - 函館新聞社
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