50回大会で初優勝―4都市ソフトテニス大会で函館が

update 2004/10/14 10:09

 このほど青森市で行われた、第50回青森・函館・盛岡・秋田4都市対抗ソフトテニス大会(青森市ソフトテニス連盟主催)で、函館チームが初優勝を飾った。50回目の節目の大会で初めてつかんだ栄冠に、参加した選手たちは大喜び。「高校野球同様、ようやく優勝杯が津軽海峡を渡ることができた」と、半世紀越しの“悲願達成”に大いに沸いている。

 大会は4都市の男女による団体戦を実施。男子34歳以下の一般の部を4試合、35歳以上44歳以下の成年の部、45歳以上54歳以下の壮年1部、55歳以上の同2部を各1試合と、女子34歳以下の一般の部、35歳以上の成年の部各1試合の計9試合で勝敗を争い、各都市総当りで順位を競った。

 函館は初戦で通算優勝回数が最も多い青森と対戦。各年代層の頑張りで見事7―2と会心の勝利。「出足につまずくといつもの負けパターンになっていた。初戦を快勝して波に乗ることができた」と、選手団長である本間英一函館ソフトテニス連盟会長は振り返る。

 続く盛岡、秋田とはどちらも5―4と辛勝だったが、国体道代表選手の中澤厚雄(一般)、今年の道選手権成年の部優勝の安田礼史(成年)などが持ち前の力を発揮し全勝で優勝。大会は複数の試合が同時進行で行われており、最後の秋田戦で、壮年1部の山本三郎・本田周平組が勝ち優勝が決まった時、函館ベンチは最高潮の盛り上がりに達した。

 青函連絡船時代から大会に参加していた本間会長も、初優勝に感激の様子。「他の3都市は県庁所在地で国体代表選手を擁するなどレベルも高いが、われわれのチームワークが上回った」と話す。次の目標は2年連続優勝。本間会長は「“まぐれ”と言われないように、来年も頑張りたい」と連覇に向けて早くも意欲を見せていた。

提供 - 函館新聞社



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