納税推進強化10月
update 2004/10/11 10:04
自動車税の滞納者に対し、渡島支庁は14日、「税金を納めなければ給与を差し押さえる」とする予告書を送付する。道の「納税推進強調月間」(10月)に、滞納整理を進める考えだ。同管内での未納額は約13億円で、支庁職員が滞納者宅を訪問して徴収する強化策も講じる。
同支庁は、管内の滞納者約1000人(昨年555人)に予告書を発送する予定。5月末が納付期限だった自動車税の滞納者に、本人の勤務先を記載した「給与差押予告書」を自宅に郵送する。今月28日までに納税しない場合は、勤務先に給与支払い状況を照会した上で、12月に差し押さえる。
一方、同支庁は、担当職員が昼夜、滞納者宅など約1500戸を訪ねて納税を促すという。「厳しい事情を抱える人もいると思うが、道の財政も苦しい。事例によっては分納なども可能なので相談してほしい」(納税課)とする。
管内での差し押さえは昨年度25件。本年度の自動車税の納税額(8月末現在)は56億円で、収納率は81・1%となり、前年同期を0・1ポイント下回っている。
同支庁は、支払いの便宜を図るため、24日の日曜に休日納税窓口を午前9時から午後5時まで、28日に夜間納税窓口を午後9時まで開設する。
提供 - 函館新聞社
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