大野・柔道スポーツ少年団、生涯スポーツ優良団体に選ばれる
update 2004/10/8 10:13
【大野】文部科学省が表彰する本年度の「生涯スポーツ優良団体」に、町柔道スポーツ少年団(北森昭文団長)が選ばれた。道南では唯一の受賞で、1971年の発足以来、一度も休止することなく活動を続けてきた功績が認められた。同会は「子供が少なくなった時期もあったが、続けてきてよかった」と話している。
同少年団は71年、町内の子供に柔道のすそ野を広げようと、少年部として発足。翌72年に少年団に昇格した。
現在は幼児から中学3年までの47人が在籍。柔道連盟主催の大会や中体連などに出場して技を磨いている。これまでに、92年のマルちゃん杯全道少年柔道大会で3位に入賞し、全国大会出場を果たすなどの実績を誇っているほか、本年度も、同少年団に所属する大野中学校の生徒2人が、中体連全道大会へ出場した。
一時は少子化や柔道離れ、指導者不足などの面から子供が5、6人にまで減少した時期もあったが、10年ほど前から“YAWARAちゃん”こと谷亮子選手らの活躍や町の人口増などに伴って、団員は増加傾向にある。
団の副会長兼指導部長を務める藤本一幸さん(56)は、発足時から子供たちを指導しており「一時は子供が少なくなり、やめようかと思った時期もあったが、続けてきてよかった」と感慨深げ。
表彰式は8日に東京のパレスホテルで開かれ、文部科学大臣から表彰状が授与される。藤本さんは「会場に行って、すごいところに来たと思った時に実感がわくのでは」と話している。
同表彰は、各都道府県教育委員会などの選考会による推薦を経て受賞。全国では136団体が表彰を受ける。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。