函館被害者支援連絡協総会
update 2004/10/5 10:08
犯罪被害者を支援するために、函館市内の関係行政機関などでつくる「函館被害者支援連絡協議会」の2004年度定期総会がこのほど、道警函館方面本部で開かれ、支援活動の促進など本年度の事業計画を決めた。
参加23機関・団体から30人が出席。道警函館方面本部参事官兼警務課長の有川進会長が「真に実効性のある被害者支援を行っていくために、相互に緊密な連携を図りながら、支援活動に当たることが肝要。闊達(かったつ)な意見を聞かせてほしい」とあいさつした。
役員改選では有川会長と、函館市市民部長の佐藤吉見、函館市医師会会長の山英明両副会長を再任。参加機関がそれぞれ03年度の活動を報告し、支援活動の促進、情報交換、広報活動の推進などを盛り込んだ本年度の活動計画案を承認した。
続いて、函館児童相談所の豊島弘所長が虐待に関する相談受理状況を発表。道警少年課少年心理専門官の前田幸子氏が「虐待被害の支援と課題」をテーマに講演した。
同協議会は道警函館方面本部、函館地検、渡島支庁、函館市などが参加し、1999年1月に発足。2000年11月には「函館被害者相談室」を立ち上げている。
提供 - 函館新聞社
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