日銀9月短観/道南地域は足踏み、製造業は好調維持
update 2004/10/2 10:41
日本銀行函館支店(山沢光太郎支店長)は1日、9月の渡島・檜山管内の企業短期経済観測調査(短観)を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数DI(「良い」とする割合から「悪い」とする割合を引いた値)は全産業でマイナス16と、前回調査(6月)から6ポイント悪化。2003年3月以来1年半ぶりに前期を下回り、回復基調が鮮明な全国との格差はさらに広がった。
製造業は、前期と横ばいのプラス14で、好調を維持。業種別でみると、食品が同7牋Q修離泪ぅ淵坑靴膿緻眠爾乏笋蟾・鵑世・・ヽ・・隠隠哀櫂ぅ鵐半緇困離廛薀坑乾櫂ぅ鵐箸如△韻鶲z跌「箸覆辰拭・r
不振が続く非製造業は、同9牋Q修離泪ぅ淵坑横后C罎任癲・掲笋蠅・隠横殴櫂ぅ鵐醗Q修離泪ぅ淵坑械靴斑・靴ね遒噌・澆如⊂・笋蠅眛隠隠汽櫂ぅ鵐醗Q修離泪ぅ淵坑灰櫂ぅ鵐箸函・臧・鵬爾欧拭・r
明るい兆しが見えたのが設備投資で、2004年度計画が、前期より3・6ポイント上方修正され、23・0%となった。
12月の予測は、製造業がプラス15、非製造業がマイナス19で、全産業はマイナス9となる見通し。
全国では、主要指標の大企業・製造業のDIがプラス26。6期連続の改善で、1990―91年のバブル期以来の高い水準。ペースが鈍化しているが、全規模・全産業がプラス2と12年半ぶりにプラス転換するなど、回復のすそ野が広がっている。
同支店は今回の調査を「道南は足踏み状態で厳しい結果。業界内での“勝ち組”と呼ばれる一部の企業は元気だが、全体的に低調」とみている。
調査は8月24日から9月30日まで実施。113社(製造業34社、非製造業79社)から回答を得た。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。