新町庁舎は福島町に/松前・福島合併協
update 2004/10/2 10:39
【福島】松前町・福島町合併協議会は1日、両町が合併した場合の新町の本庁舎を、現・福島町役場とすることを決めた。職員の配置や機構については、今後、新町発足までに両町長が協議する。
同日、福島町福祉センターで開かれた第8回会合で決定した。本庁舎の位置は、同協議会の委員でつくる小委員会で意見の一致がつかず、両町長同士の調整に委ねられていた。
この中で、協議会長の村田駿福島町長は、前田一男松前町長と3度にわたり話し合った経緯を説明。「合併しても両地区のまちづくりは必須。互いに歩み寄らなければ合併は成立しない」と理由を述べた。
一方、前田町長は「町民の皆さんから、理解をいただけるよう努力したい。両地区の今後の存続と発展を見通し、合併の必要性を考えると、苦渋の選択だった」と話した。
不良債権を抱える町立松前病院の管理運営は、現行のまま新町に引き継ぐ方針が報告されたが、継続協議となった。松前町は11月中をめどに、人件費削減など具体策を盛り込んだ同病院の財政健全化計画を作成し、同協議会に提出し、再度検討する。
次回会合は、25日午後2時から松前町民総合センターで。また、合併に関する町民懇談会を6日から11月6日まで、両町33カ所で開催する。詳しい問い合わせは同合併協議会事務局(松前町役場内)TEL01394・2・2275。
提供 - 函館新聞社
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