三越函館店来年2月末に閉店へ
update 2004/10/1 10:13
大手百貨店の三越(東京)は30日、函館店(函館市五稜郭町32)を閉鎖すると、発表した。閉店は来年2月末の予定。函館では、昨年の函館西武に続く大手の撤退となる。
大規模な不採算店舗閉鎖の一環で、函館店以外にも、大阪店(大阪市)などの大型店3店や、函館店クラスの小型店6店を閉店する。閉鎖時期は大型店が来年5月5日、小型店が函館店と同じ2月末。
函館店は、札幌店の出先として1988年7月にオープン。鉄筋コンクリート造り2階建て、売り場面積は430平方メートル。ギフト商品がメーンで、人気の高いパン専門店「ジョアン」や婦人服販売コーナーなどがある。
年間売上高は2000年度の3億9600万円がピークで、03年度は3億6100万円に減少。本業のもうけを示す営業損益が赤字続きだったという。
従業員は12人で、うち正社員は4人。配置転換する方針。早期希望退職者も募る考えで、転勤できない人には、別な雇用先のあっせんなども検討している。土地や建物は、関連会社が所有しているが、後継テナントは未定。
提供 - 函館新聞社
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