都市景観賞3棟決まる
update 2004/9/29 10:11
第10回函館市都市景観賞(市主催)に、函館大手町ハウス(大手町5)と六花亭五稜郭店(五稜郭町27)、近江邸(赤川町372)の3棟が決まった。一般市民133人が推薦する建物34棟の中から選ばれた。10月7日に市役所で表彰式が行われる。
函館大手町ハウスは木造2階建ての擬洋風建築で、延べ面積約259平方メートル。1919(大正8)年ごろ、旧函館区公会堂を手掛けた村木甚三郎氏の設計により建築された建物を、忠実に復元した。「駅舎改築に伴う周辺景観に良好な影響を与え、このかいわいが動き出す予感を感じさせる」と評価された。
六花亭五稜郭店は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ面積約440平方メートル。五稜郭公園に配慮して、独創的でシンプルなデザインにまとまっている。「公園側の開放感のある、大きなガラス張りの外観は、桜並木ともよく調和し、公園内からの見え方にも配慮した建物」と好評を得た。
近江邸は木造平屋で延べ面積約363平方メートル。銅板と瓦を使い、かやぶきのイメージを現代風に再生した。「全体に昔の面影を残しつつ、ボリュームを感じさせ、存在感のある建物へ再生されている」との評価だった。
提供 - 函館新聞社
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