函西セーフティーメールとNTTドコモ北海道函館支店が協定締結
update 2004/9/29 10:11
函館西防犯協会と函館西署が運営する犯罪情報の電子メールサービス「函西セーフティーメール・ネットワーク」について、同協会とNTTドコモ北海道函館支店は28日、ドコモショップで配信の登録を受け付ける協定を締結した。携帯電話会社が犯罪情報メールで協定を交わすのは道内で初めて。函館市内のドコモショップ7店舗に登録票を置き、周知を図って登録者の増加を狙う。
同ネットワークは登録している個人の携帯電話や小中学校、高校などのメールアドレスに、無料で犯罪情報を送信するサービス。防犯強化を狙い、子どもや女性を対象にした事件や、変質者のはいかい情報、連続発生があったひったくりや車上狙いなどの情報を提供する。
今年3月から開始し、登録数は協定締結時までに516件に上っている。NTTドコモ北海道函館支店が、同ネットワークの趣旨や重要性に賛同し、協定書の調印に至った。
締結式は函館西署で行い、函館西防犯協会の北西明会長とNTTドコモ北海道函館支店の金谷良一支店長が協定書に署名、押印。山本忠輝署長ら同署幹部らが見守る中、互いの協定書を取り交わした。
金谷支店長は「セーフティーメールは住民の安全を守るために無くてはならないもの。協力させてほしい」とあいさつ。北西会長は「お互いが連携を密にして、普及啓発に努めたい」と、登録者の増加に意欲をみせた。
函館市内のドコモショップには登録票を置き、その場で受け付けるほか、店頭に同システムのポスターを張り、来店者に積極的なPR活動を展開するという。登録の受け付けは28日から、店ごとに順次開始。同署は「一般の方にすそ野が広がってくれれば」と期待している。
提供 - 函館新聞社
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