恵山町議4人、新市議会で会派結成へ

update 2004/9/28 10:30

 【恵山】恵山町議4人が、12月に函館市など4市町村との合併で誕生する新函館市議会で、新たな会派の結成を目指していることが27日までに分かった。4町村議会は、町村ごとに設ける、会派に準じたグループに属することで合意していただけに、「いまさら会派と言われても」と、市議会内では困惑が広がっている。

 4人は、23日の同町定例議会後、斎藤明男議長に伝えた。理由は「意見が食い違うことが多く、一体感を持てない」としている。

 5市町村議会は、各議会の代表者各2人で構成する議会制度検討会で、合併後の議会運営などについて協議してきた。4町村は、混乱を避けるため、会派をつくらず、1町村1グループとすることで合意し、正副議会や各常任委委員長などにも就かない意向を示していた。

 市議会議運の高橋亨委員長は「申し入れがあった段階で考える」と、静観の構え。ただ、ほかの3町村に同様の動きが出た場合、混乱が広がる恐れもあり、市議会内には「恵山だけの特例は認められない」とする意見が支配的だ。

 同町議は12人。工藤篤町長派と山田忠昭前町長派の対立状態が続いている。風力発電の第3セクター設立経緯などを調べた百条委でも、調査方法などをめぐり紛糾した。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです