あすから高校ラグビー全道大会/花園出場に燃える地元2校
update 2004/9/28 10:29
【美幌】目指せ花園―。第57回北海道高校ラグビーフットボール南選手権大会兼第84回全国高校ラグビーフットボール大会北海道予選会が29日から10月2日までの日程で、網走管内美幌町の旭運動公園ラグビー場、柏ヶ丘運動公園ラグビー場で開かれる。函館支部からは函工と函大有斗が出場し、5年遠ざかっている支部からの全国大会出場を目指し熱戦を繰り広げる。
南北海道大会には函館の2校を含め各地の代表8校が出場し、トーナメント戦で争われる。決勝戦は10月2日に行われ南北の優勝校が、12月27日から東大阪市の近鉄・花園ラグビー場で行われる全国大会へ出場する。
函大有斗は今年、レギュラー15人のうち11人が3年生で、心身ともにチームの支えとなっている。パワー不足を解消するため足首に入る低いタックルが今年も健在。バックスで1次攻撃を仕掛け、FWが相手の前線を崩し、ウイングで決めるのが得意なパターン。初戦を無難に乗り切り波に乗りたい。
三浦栄司監督は「敵はわれにあり」と本番を万全な状態で迎えるため、風邪やけがに対する自己管理を選手たちに徹底している。開催地が北見地区だった1993、99年はいずれも支部大会2位で出場し、全国大会出場を決めた縁起がいい場所。「奇跡を再び」と5年ぶりの花園行きに闘志を燃やす。
一方の函工は94年の地元開催の当番校での出場を除くと、15年ぶりの全道大会出場となる。支部予選で優勝したとはいえ、ボール回しやディフェンスなどの基本プレーでうまく機能しないところもあった。最終調整はその反省を生かし、基本プレーを再確認した。
例年より重量感のあるFWが前に出て相手を崩し、バックスに展開する“函工ラグビー”に持ち込めれば、27年ぶりの全国出場も夢ではない。木津谷富紀監督は「初戦から気を抜かず、基本に忠実なプレーを心がけたい」と意気込む。
提供 - 函館新聞社
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