函館空港利用実績/羽田線減便の影響深刻化
update 2004/9/27 10:07
函館市がまとめた函館空港利用実績によると、8月の旅客数は前年同月比11・3%減の24万8100人で、二けた台の落ち込みとなった。1月からの累計でも前年同期比9・1%減の140万8700人と低調。現在のペースで推移すると、年末には211万3100人となり、前年より26万人減少する見通し。4月から大手航空会社が始めた羽田線減便の影響が深刻化している。
8月の利用実績を国内路線別でみると、メーンの羽田線が前年同月比14・2%減の16万100人。全日本空輸(ANA)が同8・2%減の9万7400人に抑えたが、日本航空(JAL)の落ち込みは著しく同22・0%減の6万2700人となった。
そのほかの主要都市路線は、大阪線が振るわず同8・6%減の3万1500人となったが、名古屋線が同6・7%増の1万8600人と堅調。仙台線は同13・2%増の4700人と二けた台の伸びを確保した。
道内線では、札幌線が同15・7%減の1万3000人と前年割れ。奥尻線も同15%減の1700人と前年を下回った。
国際線は、唯一の定期便、ユジノサハリンスク(ロシア)線が同7・1%減の430人と伸びなかった。好調に伸びていた国際チャーター便も息切れ気味で、同1・0%増の1万200人と微増。ただ1月からの累計では、前年同期比2・2倍と高い水準を確保している。
提供 - 函館新聞社
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