戸井のマグロ、築地市場で連日最高値

update 2004/9/26 14:00

 【東京】日本全国からあらゆる水産物や青果が集まる東京都中央卸売市場の築地市場で、戸井町産の本マグロ(クロマグロ)が入荷されるたびに、最高値で競り落とされている。25日の最高落札値も戸井産で、1キロ当たり7500円。219キロの大マグロで、1本で160万円を超える。

 戸井の本マグロが同市場で本格的に取引され始めたのは、約10年前。当初から全国で最も高い評判を得、出荷本数が少ない時には、1キロ1万円以上の値が付く日も珍しくない。この日は、19本の戸井産が並び、いずれも高値で仲卸業者に渡った。

 同市場でマグロを扱う仲卸は約400店。このうちマグロ専門で、年間120トンの生マグロを取引する仲卸大手の桶長(東京、飯田統規社長)では、取り扱い量の9割を戸井産が占める。

 飯田社長は「戸井のマグロは、海から引き揚げる時に暴れて体温が上昇する『焼け』が少ない。味はもちろん色持ちも良く、95%が当たり。とにかく信頼できる。売りに出される日は必ず仕入れる」と絶賛する。全国各地のすし屋からの評判も良く、定期的に注文があるという。

提供 - 函館新聞社



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