来月１５日、西部地区にスペインの飲食店街を再現

update 2004/9/24 10:37

　スペイン・バスク地方のサンセバスチャンのバル（飲食店）街を函館の西部地区に再現する「バル街」の開催概要が固まった。「２００４秋のバル街」（実行委員会主催）と銘打ち、１０月１５日午後６時半から、西部地区の３８店が参加して行われる。

　同実行委によると、ことし２月に開いた「２００４スペイン料理フォーラムｉｎＨＡＫＯＤＡＴＥ」の前夜祭（同１６日）で行ったところ、次の開催を望む多くの声が寄せられ、再び企画した。西部地区の飲食店約１００店のうち、前回より１３店多い３８店が参加し、一夜限りのオリジナルメニューを提供する。

　チケット１枚で飲み物１杯とピンチョー（つまみ）１品が楽しめ、各店をはしごしてもらうのが狙い。当日は催しに併せて、市電の終電（十字街発午後１０時３８分）を増発する。同実行委では、前回の参加者約４００人の１・５倍増の６００人を見込んでおり、深谷宏治委員長は「食べ歩きで夜の街を散策し、函館の良さを再認識してもらえたら」と参加を呼びかけている。

　サンセバスチャンのバル街の風景をポスターにし、３００枚作製。参加者へ向けてＰＲする。参加店が一覧できる「バル街ＭＡＰ」もチケット購入者に配布している。チケットは前売りのみで、５枚つづりで１冊３０００円。１０月１４日まで、レストラン・バスク、松柏堂プレイガイド全店、ローソン函館宝来町店、各参加店などで販売する。問い合わせはレストラン・バスク深谷さんTEL５６・１５７０。

提供 - 函館新聞社

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