たいこ楽団ひのき屋24日から台湾でチャリティーライブ

update 2004/9/22 10:10

 たいこ楽団ひのき屋(ソガ直人代表)は22日から台湾入りし、ことし7月の台風7号で水害などの被害を受けた台湾の人たちを救済するチャリティーライブを行う。台湾で本格的にライブを開くのは初めてで、ライブの収益の一部を被災者救済に当てる。メンバーは「復興を目指す人たちを少しでも元気づけるライブになれば」と、和太鼓の響きで被災者を応援する。

 同楽団は昨年10月に太鼓のワークショップツアーを行うなど現地の人たちと交流があり、ことし7月に台湾を訪れた際には、本格的なライブを開催することが決まっていた。しかし、その後の台風7号が台湾を直撃し、甚大な被害が発生。ライブ運営の主催者側から「被災者を救済するチャリティーとして開催してほしい」との要請があり、同楽団も快く応じた。

 メンバーの1人、雨宮牧子さんは「昨年のワークショップツアーの時のノリが良く、それから台湾でライブをしてみたいと思っていた。今回、チャリティーという形で実現したので、自分たちも楽しみにしている」という。

 22日に函館を出発。24―28日まで台中や台北など4カ所でライブを開く。ライブでは、オリジナル曲を中心に10曲前後を演奏するほか、地元の太鼓団体らも出演する予定。ライブの合間には、現地の人たちとの交流や被災者の見舞いなども行い、29日に帰国する。

提供 - 函館新聞社



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