ツール・ド・北海道/個人総合時間で香港のワン・カンポ選手優勝

update 2004/9/21 10:14

 【上磯】15日から繰り広げられてきた国内最大の自転車レース、2004ツール・ド・北海道国際大会(ツール・ド・北海道協会、日本自転車競技連盟主催)は最終日の20日、上磯町運動公園を発着点とする周回コース(4キロ×15周)で第5ステージを行い、朴晟伯選手(韓国・ソウルメトロポリタン)が1時間19分29秒のタイムで、前ステージに続き2連勝した。

 全ステージを終え、個人総合時間はワン・カンポ選手(香港・スミタラバネロ)が合計18時間38分29秒で制し、個人総合山岳賞と合わせて2冠。個人総合ポイント賞は朴選手が合計98ポイントでトップ。西谷泰治選手(愛三工業)は個人総合山岳賞で2位、個人総合ポイント賞で3位だった。団体総合はチームNIPPOが3連覇した。U23個人総合時間は守澤太志選手(明治大)が獲得した。

 この日のコースは90度に曲がるコーナーが6カ所あるなど比較的難コース。序盤の2周は様子をうかがうように集団を形成していたが、その後は単独でアタックを繰り返すなどトップ選手が目まぐるしく変わる白熱した展開。集団が形成されたままゴールラインを切ったが、朴選手がわずかに競り勝った。

 上磯町では第3ステージに続いてのレース。ファンたちが沿道で観戦し、カメラに収めたり、旗を振って声援を送るなどしながら間近で見る迫力あるレースを楽しんでいた。

提供 - 函館新聞社



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