「小さな親切」運動函館支部が30周年記念式典
update 2004/9/19 15:14
創立30周年を迎えた「小さな親切」運動函館支部(小笠原孝支部長)は18日、五島軒本店(函館市末広町4)で記念式典を開催した。出席者はこれまでの歴史に思いをはせながら、今後の一層の発展を祈っていた。
1974年に創立以来、地域の清掃活動など、何げない「親切」を一人ひとりが実践することで、明るく思いやりのある社会づくりに貢献してきた。現在は、個人約150人と約60の企業・団体所属。市内の学校にコスモスの種を配り、まちを花で飾る活動などに取り組んでいる。
開催に当たり、小笠原支部長は「小さな親切が大きな波となり、次第に全国に広がっている。歴代の尽力者に本当に感謝している」とあいさつ。同運動の本部顧問の川島優さん=学校法人・学習院名誉教授=が「これからも親切な行動を取って、日本を素晴らしい国にしていこう」と祝辞を述べた。
式典では、小笠原支部長が功労をたたえ6個人と13団体に感謝状を贈呈。2個人と2団体に「小さな親切」実行章を手渡した。このほか、川島さんの講演会や函館少年少女合唱団(信田誠代表)のステージなども行われ、新たな活動に向け、出席者は英気を養っていた。
受賞者は次の通り。(敬称略)
◇特別功労賞(個人)=石館とみ、大總一郎、関輝夫、若山徳次郎◇同(団体)=東栄◇功労賞(個人)=池見厚一、苫米地弘子◇同(団体)=函館文化会、函館市社会福祉協議会、スズケン、キングベーク、あらた函館支店、五島軒、近藤商会、田中潦風園、函館の街をきれいにする市民運動協議会、函館市小学校長会、函館市中学校長会、函館大妻高校◇「小さな親切」実行章(個人)=田川倫子、田川容子◇同(団体)=遺愛女子高校、函館光成中学校
提供 - 函館新聞社
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