江差追分全国大会2日目 熟年・一般の決選会出場者決まる

update 2004/9/19 15:13

 【江差】江差町文化会館大ホールで開かれている、第42回江差追分全国大会(江差追分会など主催)は2日目の18日、熟年、一般大会の予選会が引き続き行われ、熟年20人、一般50人の決選会出場者が決まった。

 同日夜には、江差追分会館で、全国各地から訪れた出場者や熱心な追分ファンと、地元住民たちが親ぼくを深める「笑い嘆き節大会」も開かれた。町内の商店主らで組織する光芽会(田島元会長、山ノ上商盛会青年部)が主催し、今年で22回目。三平汁やイカ焼きなど、旬の味覚を囲みながら追分談議に花を咲かせた。

 初めて江差を訪れた京都市の石崎光夫さん(63)は「毎朝、鴨川の河川敷で追分を練習しています。本場・江差を訪れるという長年の夢がかない、感無量」と話していた。同じく京都市から訪れた津山登さん(70)は、第1回大会からの常連。今年は全国大会に出場しなかったが「存分に聴く楽しみを味わった。追分と江差の人たちの人情にほれ込み、とりこになった。命のある限り江差に通い続けたい」と笑顔を見せた。

 会場では、全国大会予選会で涙をのんだ出場者も心ゆくまで追分を歌った。舞台では菊地勲師匠による実演指導も行われ、参加者はアドバイスに聴き入っていた。

 大会3日目の19日は、午前9時から決選会がスタート。午後10時から第8回少年全国大会も行われる。入場料2300円。大会の結果発表と表彰式は午後6時40分すぎから行う。問い合わせは大会本部TEL01395・2・3113。

提供 - 函館新聞社



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