江差追分全国大会、401人出場し開幕

update 2004/9/18 10:09

 【江差】「かもめの鳴く音にふと目を覚まし―」の、哀愁にあふれた歌声で、江差の初秋を彩る、第42回江差追分全国大会(江差追分会など主催)が17日、江差町文化会館大ホールで開幕した。19日までの3日間にわたり、国内外の地区大会を勝ち抜いた401人が少年、一般、熟年の部に分かれて「日本一」を目指して自慢のノドを競う。

 同日は、午前10時半に開会式が行われ、江差追分会会長の濱谷一治町長らが、出場者に歓迎のあいさつを行った。続いて118人が出場する、第8回熟年全国大会の予選がスタート。午後からは233人が優勝を目指して歌声を競う、一般の部の予選も始まった。念願のひのき舞台に立った出場者は、ホールを埋めた大勢の民謡ファンを前に、緊張した面持ちで自慢のノドを披露していた。

 大会は18日まで予選会を行い、19日午前10時から同会館で第8回少年全国大会、午後1時すぎから熟年決選会、午後2時すぎから一般決選会を行う。大会結果の発表と表彰式は、同日午後6時45分から行われ、少年・熟年、一般の部の優勝者が、万感の思いを込めた歌声を披露する。入場料は大会プログラム代込みで2300円。問い合わせは江差追分会事務局TEL01395・2・5555へ。

提供 - 函館新聞社



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