エア・ドゥが函館―羽田線を国土交通省に申請
update 2004/9/17 10:13
【札幌】北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市、滝沢進社長)は16日、新千歳―羽田、旭川―羽田に続く第3の路線となる函館―羽田線の新規開設を国土交通省に申請した。便数は1日2便(往復)で、就航は来年3月18日。業務提携している全日空との共同運航体制とし、他社より安い運賃に設定する方針。
函館―羽田のほか、新千歳―羽田、旭川―羽田の各1便の増便も申請した。運賃やダイヤは年明けに決める。
今回の申請は、羽田空港の発着枠の見直しで、国交省が7日、新規航空会社に対して20枠を示したのを受けて検討されていた。
申請後、本社で記者会見した滝沢社長によると、第3路線は、現在3機運航しているB767型(約290人乗り)のうち1機を来年6月にB737型(約150人乗り)に入れ換えてから決める方針だった。しかし、新規枠は申請順のため急ぐ必要があり、B767型体制の運航で、確実に収益が見込める函館―羽田線とした。
函館空港は、年間150万人の利用があり、道内空港では新千歳に次いで2番目に利用者数が多い。
滝沢社長は「函館市、地元経済界が路線開設を歓迎してくれている。成功するよう努力したい」と述べた。
提供 - 函館新聞社
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