市議会、市立函館病院経営改善へプラン作成へ

update 2004/9/17 10:13

 市立函館病院の大原仁事務局長は16日の第3回函館市定例市議会で、経営改善へのアクションプランを本年度中に取りまとめる方針を示した。患者確保策の強化や、職員へのコスト意識の周知など、さまざまな問題点について解決策を探り、赤字の削減とサービスの向上などにつなげることが狙い。

 茂木修議員(公明党)の質問に答えた。

 同病院は昨年度、民間の経営コンサルタントに収支改善への支援業務を委託した。他病院から治療のため転院する紹介患者の確保策が十分でないことや、新規の入院患者数が重要な経営指標であることを多くの職員が知らないなど、いくつかの課題が提示された。

 これらを受け、7月に医師や看護士、薬剤師など、職員13人のワーキンググループを立ち上げた。プランの作成に向け、コンサルタントとともに月2回のペースで会合を開き、問題への対応策について協議している。

 同病院はプランがまとまり次第、実際の運営に役立てていく考え。

 大原局長はこのほか、医療体制を評価する第三者機関、日本医療機能評価機構(東京)の認定を受けるため、準備を進めていることも明らかにした。

 この日は一般質問を続行し、5人が登壇した。

提供 - 函館新聞社



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