江差追分全国大会きょう開幕
update 2004/9/17 10:12
【江差】第42回江差追分全国大会(江差追分会など主催)が、17日から3日間の日程で、江差町文化会館(茂尻町)で開幕する。16日には、追分の始祖で知られる、佐之市(さのいち)や追分会の功労者をしのぶ法要が、東本願寺江差別院で営まれた。
佐之市は盲目の琵琶師で、寛政年間(1789―1801年)に津軽から江差に渡り、江差追分を大成させた。法要には濱谷一治町長、飯田隆一町議会議長のほか、大会出場者約70人が参加。佐之市をたたえる石碑を前に追分を合唱し、大会の成功を祈った。
一般、熟年、少年の3大会で構成する同大会には401人が出場する。最高齢は、いずれも83歳という、日胆地区の西村ヨシエさん、関西地区の平岩敏郎さん。最年少は江差地区の田村つくしさん(6)。
初日の17日は、午前9時から江差追分会館(中歌町)で、江差追分記念碑の除幕式を行う。予選会開会式は同10時半。同11時から熟年大会予選会、午後2時から一般大会予選会がスタートする。18日は引き続き予選会を行う。午後8時半すぎに一般、熟年の決選会出場者を発表する。
19日は、午前9時の開会式に始まり、同10時から少年大会がスタート。午後1時すぎに熟年決選会、同2時すぎから一般決選会を行う。同5時すぎには、歴代優勝者の歌や追分踊りを行う。結果発表は午後6時45分から。熱戦を勝ち抜いた優勝者が感動の歌声を披露する。
大会期間中の18日午後6時からは、予選会を終えた出場者と住民が親ぼくを深める「笑い嘆き節大会」が、江差追分会館で催される。大会日程などの問い合わせは、江差追分会事務局TEL01395・2・5555へ。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。