函館駅大時計のデザイン決定、来月9日お披露目へ

update 2004/9/14 10:11

 JR北海道函館支社は13日、函館駅に復活させる大時計のデザインを決めた。旧駅舎とほぼ同じ直径2・2bの円形で、夜間は針や時符が淡い光りを放つ造り。10月9日に同駅で開催する「鉄道の日」関連イベントで、お披露目する。

 新大時計は、駅舎正面外壁の左上隅に取り付ける。地板がチタン製で、色は外壁と同じグレー。針と時符には白色の発光ダイオード(LED)を使用する。「シンプルさや見やすさを重視。外壁との組み合わせにも配慮した」(同支社)という。

 旧駅舎の大時計は、新駅舎建て替えを機に撤去されたが、市民から復活を求める声が強く再設置を決定。8月には、新駅舎の顔「ロトンダ(卵形の塔)」にちなんだだ円形の時計を試験的に取り付けるなど、新駅舎にふさわしいデザインを検討していた。

 旧駅舎の大時計は青地で、白の針と時符を使用。新デザインとは異なり、12、3、6、9の数字が刻まれていた。

提供 - 函館新聞社



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