高波被害の大成町、懸命の復旧続く
update 2004/9/12 13:23
【大成】台風18号による高波で死者1人、建物約150棟が損壊や浸水の被害を受けた大成町では、11日も住民による懸命の復旧作業が続いている。
約10戸が被害を受けた花歌地区では、破壊された壁や畳などを交換する作業が進んだ。木村一雄さん(73)宅では、札幌の建設業者が床や壁の張り替えを急ピッチで進めていた。住民からは「町内や近隣の業者では手が足りず、復旧が進まない」との声も。
久遠漁港周辺では全壊した倉庫の解体作業も行われた。札幌市から駆け付けた男性(43)は「電話で父の話を聞いた時は信じられなかった。想像を超える被害だ」と、驚きの表情で話していた。
町内では10日夕までに道路を埋めた土砂や流木の撤去が、ほぼ終了したが、漁港の荷揚げ施設や加工場は復旧のめどは付いていないという。
提供 - 函館新聞社
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