ライスターミナルで新米検査

update 2004/9/11 11:59

 【大野】道南のトップを切り、函館育ちライスターミナル(大野町村内)で10日、2004年の七飯、知内両町産の新米検査があった。新函館農協の田山光幸・道米麦改良協会検査員が、コメが詰まった紙袋からコメを抜き取り、粒の状態や水分量などを調べた。すべて格付けは1等級で、品質は「前年より数段よい」と評価された。

 初検査を受けたのは、七飯町の農家1戸から持ち込まれた「きらら397」42袋(1袋30キロ詰め)と「ほしのゆめ」98袋(同)、同町の別農家1戸からの「ほしのゆめ」120袋(同)、知内町の農家5戸からの「ほしのゆめ」150袋(同)。4日ごろに刈り取られたため、台風18号の影響もなく、無事収穫された。

 田山検査員は「温暖な気候が続いたため、粒がそろい、つやがあり、食味がよい。ただ、台風の影響で収量は少し気になる」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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