つしまからラルズに順次変更
update 2004/9/11 11:58
道南の代表的食品スーパー「ユニークショップつしま」の看板が消え始めた。昨年12月、道内大手のラルズ(札幌市)などの持ち株会社、アークス(同)の傘下に入ったため。10日に「ラルズマート」市内第1号店として、日乃出店(同市日乃出町)がリニューアルオープン。渡島・桧山管内の全店で順次、名称が変更されていく。
運営する道南ラルズ(同市昭和3)は、「ユニークショップつしま」から、営業譲渡を受けたアークスの完全子会社。つしま19店すべてを引き受け、事業を継続している。同社によると、ラルズマートへの転換は、6月に改装した森店(森町御幸町)に次ぎ2店目。レジ袋や値札などにプリントしているロゴは、全店でラルズに変更済みで、業態転換を進めている。「本当は一気に全店ラルズへ変えたいところだが、経費の問題で難しい。店舗改修に合わせて、少しずつ変えていく」と説明している。
日乃出店ではこの日、記念セールが実施されたこともあり、店内は終日、買い物客で、大にぎわい。客の反応も上々で、「つしまの時より、きれいになった」(同市杉並町60代主婦)などの好印象が聞かれた。ただ、「つしまの名前がなくなるのは、寂しい気もする」(同市日乃出町30代主婦)と地元スーパーの看板が消えることを惜しむ声も根強かった。
提供 - 函館新聞社
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