エア・ドゥ、来年3月函館―羽田線就航

update 2004/9/11 11:57

 北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市)は10日までに、函館―羽田線を就航する方針を固めた。路線開設は2005年3月18日を予定。新たに4号機を導入し、1日2往復4便運航する方向で調整に入っている。16日に国土交通省へ申請し、正式発表する見通しだ。

 同線は新千歳、旭川に次ぐ第3の路線で、1日4往復する全日本空輸(ANA)とのコードシェア(共同運航)となる。関係者によると、新機は1、2号機と同じボーイング767―300型(269人乗り)だという。

 函館への乗り入れは、羽田の未使用発着枠4枠を利用する。観光客が多いことなどから一定の搭乗率が見込めるとして、函館を就航地に決めたもよう。第4の路線は05年4月以降の再配分を狙い、06年以降、帯広などに開設する方針だ。エア・ドゥは「新しい路線については検討中」(総務部)とし、コメントを避けた。

 国交省によると、羽田の未使用枠は、届け出順に受理される仕組み。羽田―福岡線などを運航するスカイマークエアラインズ(東京)が10日、05年3月11日から羽田―関西線を1日4往復することを申請、残り4枠となっていた。

提供 - 函館新聞社



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