光成中が吹奏楽道大会で金賞、東日本大会へ

update 2004/9/8 10:18

　１０月９日から札幌コンサートホールＫｉｔａｒａで行われる、第４回東日本学校吹奏楽大会（北海道吹奏楽連盟など主催）の小学校コンクール部門に上磯小、木古内小が、中学校コンクール部門に函館市光成中がそれぞれ初出場する。このうち光成中吹奏楽部は、全道金賞の勲章を胸に札幌に乗り込む。部員たちは１カ月後の晴れ舞台へ向け、毎日熱心に練習を繰り返している。

　各校とも８月に同会場で行われた第４９回北海道吹奏楽コンクールで優秀な成績を収め、代表権を獲得した。光成中は同大会１０年ぶりの出場で、見事金賞２校の中に選ばれる快挙を達成した。

　同部は「一音入魂」を合言葉に、演奏曲の「サルスエラ歌劇・ルイス=アロンソの結婚より間奏曲」の練習に力を入れている。今月末には学校祭で別の曲の演奏も控えており、練習を休む日はほとんどないという。

　同部の杉山裕規顧問は「地域に支えられた学校で日ごろの感謝に応えるためにも良い活動をしていきたい」と健闘を誓う。練習中には「音が見えない」などと、厳しい指導をもするが「東日本代表に決まり、部員はやるべき行動が早くなり、たくましくなってきた」と目を細める。

　大谷舞主将（３年）は地区代表から全道代表となった誇りを胸に「団結力をもっと高めて、いつも通りの楽しい演奏を披露したい。グランプリを目指して頑張ります」と大舞台での飛躍を誓っていた。

提供 - 函館新聞社

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