車いすバスケチーム「ハダーズ函館」日本選抜大会に初出場
update 2004/9/7 10:13
9月11、12の両日、群馬県で開かれる「第15回日本選抜車椅子(いす)バスケットボール選手権大会」に、函館の「ハダーズ函館車椅子バスケットボールクラブ」(山田行広代表)が道代表として初出場する。決戦を間近に控え、選手たちは「持てる力をすべて出し切り頑張ります」と健闘を誓っている。
ハダーズは「激しくぶつかり合う」という意味。その言葉通り、練習でも激しいプレーが続出。それでも選手たちは生き生きとプレーに励む。「障害者という意識はない。普通のバスケットボールよりもハード。でもハンディがあってもこれだけのことができるということをアピールしていきたい」と山田代表は話す。
同チームは、13年ほど前に発足。もともとは、勝ち負けにこだわらない愛好会チームだったが、昨年から、チーム内改革を進め、山田代表を中心に「全国を狙うチーム」へと生まれ変わった。
国立函館視力センター教官の熊谷日出男さんが監督を務め、10代から40代までの選手9人に、コーチ、マネジャー合わせて13人が在籍する。
ハダーズは、昨年10月に札幌で開かれた全国大会の道予選で4位。本来は3位のチームに出場権が与えられるが、3位のチームが他の大会に出場するため繰り上がりで出場権を得た。
大会に向けて、週2回の練習でレベルアップを図ってきたハダーズ。「どこまで通用するか楽しみ」(山田代表)と、あこがれの舞台を待ちわびながら追い込みの練習に励んでいる。
提供 - 函館新聞社
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