市民会館食堂が営業再開へ
update 2004/9/6 10:12
業者の撤退で休業している函館市民会館内の食堂(函館市湯川町1)が、11月下旬をめどに営業を再開する見通しになった。市教委が、市内で和食店を営むスターフード(同市五稜郭町43、川村雄司社長)に施設を一括で貸し出す方針を固めた。6日の市議会総務常任委員会で報告する。
同教委によると、調理場と食堂部分からなる施設全体、約370平方メートルを同社へ貸し出す。使用料は条例に定められた1カ月約26万円で、光熱費など、その他の経費は同社が負担する。
再開後の形態は和風レストランとなる見込み。営業は年末年始などを除く、市民会館の開館日と同じで、時間は午前11時から午後9時半までとなる予定だ。
同教委はことし2月、施設の一括貸し出しで後任の業者を公募したが、不調に終わった。3月には分割式での貸し出しも可能として再度、公募したが、業者との話はまとまらなかった。
このため、同教委は6月に公募方式を断念し、施設を一時的に一般向けの休憩所として開放した。一方、業者探しについては個別の問い合わせに対応する形で継続していた。
同教委生涯学習課は「1970年の市民会館オープン以来、市民に愛されてきた食堂。再開のめどが立って何より」と話している。
提供 - 函館新聞社
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