イラク派遣第3波13人が帰国
update 2004/9/6 10:10
イラク南部サマワで活動していた陸上自衛隊の第2次派遣部隊に参加した函館駐屯地(函館市広野町)の隊員13人が5日、第3波として帰国、同部隊の任務は終了した。同駐屯地で同日夜開かれた出迎え式には隊員11人が出席し、3カ月ぶりに家族との再会を果たした。
同僚や家族ら約600人が見守る中、同駐屯地の岡部俊哉指令(45)が「無事に帰ってきてくれて感謝している。イラクでの経験と体験を、駐屯地全体の力としていきたい」と慰労のあいさつ。派遣隊員を代表し泉英夫1等陸尉(32)が「連日60度以上の酷暑の中、黙々と活動に従事し、宿営地を守り隊員の安全を確保できた。全員無事に帰れたのは、支援してくれた皆さんのおかげです」と3カ月ぶりの帰国を報告した。
欠席した隊員2人は6日に札幌市内で行われる陸上幕僚監部(陸幕)の行事に出席する。
第2次派遣部隊は第11師団(司令部・札幌市)を中心に約460人で編成。同駐屯地からは45人が参加し、宿営地周辺の警備などに当たっていた。8月下旬から第1波として6人、第2波として26人が帰函し、5日までに全員が帰国した。隊旗返還式は9月中旬に真駒内駐屯地(札幌市)で行われる。
提供 - 函館新聞社
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