追分ソーラン号運行開始、新しい観光ルート確立に期待
update 2004/9/5 16:07
JR北海道函館支社は4日、渡島西部行きの観光バスの運行を始めた。歴史ある西部地区への誘客を図るのが狙い。午前10時からJR函館駅西口広場で出発式を行い、新しい観光ルートの確立に期待を込めた。
バスの名称は「ツインクルバス追分ソーラン号」。函館帝産バス(函館)が運行する。JR利用者専用バスで、営業日は土曜、日曜、祝日。当面は10月末までの予定だが、好評なら来年以降も随時運行するという。JR函館支社は「渡島西部への広域観光の一助になれば」と期待する。
出発式では、江差、松前両町の観光協会会員が、それぞれ徳川幕府の軍艦「開陽丸」の船員と江戸時代の甲冑(かっちゅう)武者にふんして登場。函館帝産バスのバスガイドとJR北海道のミスツインクルとともに、運行初日を盛り上げた。
観光バスは同駅を午前10時20分に出発。江差、松前両町内の観光名所を回り、江差では江差追分の実演を、松前ではクロマグロの試食が楽しめる。函館到着は午後6時40分ごろ。
運賃は1人1000円。JR北海道の旅行センターなどでチケットの予約・購入ができる。乗車前日の午後5時までにJR乗車券を提示の上、購入する。
問い合わせは、JR函館支社販売グループ(TEL0138・23・3376)へ。
提供 - 函館新聞社
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