ロシア極東大函館校で開校10周年記念式典
update 2004/9/3 10:14
ロシア極東国立総合大学函館校(セルゲイ・イリイン校長)の開校10周年記念式典が2日、函館国際ホテル(函館市大手町)で開かれた。ロシア・ウラジオストク市にある本校や函館校の関係者、来賓など約150人が出席し、舞踊や歌の発表などを交えながら、10年の節目を祝った。
日本とロシアの国歌を斉唱した後、ロシア極東国立総合大学のウラジミル・クリーロフ学長が「函館校は、日ロにとって前例のないもの。両国のためにも大きな貢献になると思う」とあいさつ。函館校のイリイン校長が「この10年の経験は貴重なものだった。市民にロシア文化への理解が深まり、両国の親近感が強まったと思う。この10年協力してくださったすべての方に感謝の意を表したい」と式辞を述べた。
ウラジミル学長からは、函館市の井上博司市長と函館日ロ親善協会の倉崎六利会長に感謝状が贈られ、井上市長、ロシア連邦国家議会のスベトラーナ・ゴリャーチェワ議員、倉崎会長が祝辞を述べた。
ステージには同大芸術団30人が登場。美しいバレエやロシア民謡、日本語の歌などを繰り広げ、式典に花を添えた。
同校は1994年4月、日本で初めてのロシア国立大学の分校として誕生。これまで約150人の卒業生を送り出している。
提供 - 函館新聞社
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