少林寺拳法函館東支部の拳士3人が全国大会へ

update 2004/9/3 10:14

 少林寺拳法函館東支部(山崎勝支部長)の拳士10人がこのほど札幌で開かれた第25回少林寺拳法北海道大会で入賞し、このうち、角田力(上磯小6年)、石岡翔太(同)、佐々木憲一(26)の3人が、11月にナゴヤドームで開催される少林寺拳法全国大会への出場を決めた。全国出場は、創立30年以上を超える同支部にとって初の快挙で、3人は「大舞台で満足できる演武を」と、一層けいこに熱を入れている。

 道大会には道内130支部から約1500人が出場し、技を競い合った。同支部からは毎回多くの選手が出場し入賞しているが、過去に全国行きを果たしたことはなかった。山崎支部長は「皆真剣に練習に取り組み、技術的にそれほど差はない。全国大会に選考された拳士は、中でも高い評価を受けた」とたたえる。

 角田と石岡は2人一組で技の正確さやコンビネーションなどを採点する、自由組演武小学生有段の部で優良賞を受賞。角田は「気合の出し方がよかった。全国で技を披露できることが楽しみ」と話し、石岡は「技の速さが評価された。全国では人との出会いが楽しみ」と気持ちを高める。

 また、自由組演武一般4段の部で優良賞の佐々木憲一(26)は、22年のキャリアを誇る。「技術と心を磨いてきた結果です」と振り返りながらも、大会前は練習不足で、技の切れ味などには満足しておらず、「行くからには良い結果を残せるよう、練習に精進します」と話す。

 全国大会での3人の目標は最優秀賞」と口をそろえる。山崎支部長は「普段経験できない緊張感の中、何かのきっかけをつかみ、より成長してほしい」と3人の健闘を期待している。

提供 - 函館新聞社



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